グランドピアノで決まった家の形

建売住宅を選べなかった訳





子供が学校にあがるまでには 家を建てたいと思っていました。

ただ 嫁入り道具のように持ってきていたグランドピアノの大きさが とてもネックで

リビングに置くとしても威圧感が半端ありません。

社宅に住んでいた時は 入る場所に置いていたのですが

まず一回しか買えない一軒家ですので、どうしたものかと考えていました。



設計をしてくれた方の機転




家財道具のミニチュアを自分で作り、部屋に当てはめてみては考える日々が続きました。

何度目かの打合せの時に 設計担当の方が「それなら逆に出っ張らせてみてはいかがでしょう」と。

壁に沿わせるとどうしても圧迫感がありますが その分を逆に庭に出してしまえば かなり空間が確保できます。リビングの形は出っ張りができますが ちょうどそこにきっちりグランドピアノが収まるので これはいいと!



デコボコのほんの少しの弊害




グランドピアノはどんなに小さい物でも、ほぼ3畳分必要です。それが外に出たおかげで生活がしやすくなりました。あの時の担当さんに感謝しています。

ただ弊害?というほどでもないのですが 壁がデコボコしたので 外壁塗装の塗り替え時に、面積が多くなってしまったのは否めません。家と土地の大きさに比べて大きいですねと業者の方も驚いていましたが 日々の生活の快適さに比べれば10年に一度程度の塗装など…とは思います。